とにかく美味しい! 神戸のチーズケーキ専門店「cassalade(カッサレード)」
今日は、JR住吉駅の近くにある「cassalade(カッサレード)」というパティスリーを紹介したいと思う。
ほぼチーズケーキばかりを扱っており、どれを食べても絶品なお店なのだ。
はは(^_^;)、日曜日の夕方に行ったら、このとおり結構売れちゃってた。
ここまでバラエティに富んだ美味しいチーズケーキを揃えているお店には出会ったことがない。
店内にはカフェスペースもあるが、今回はブログで出来るだけ沢山のケーキを紹介したかったので、テイクアウトにした。
とは言っても4個だけなんだけどね…
アレルギーが出ないように、1日1個ずつ食べよう!(^^)
賞味期限を守ってないことについては・・・サラッと流して(笑)
では1個ずつ紹介しよう!
<ブランデーくるみキャラメルチーズケーキ> 税抜440円
チーズの中に、程よくブランデーとキャラメルの香ばしさが感じられる大人なチーズケーキ。
しっとりした生地の中にくるみのゴロゴロ感が合わさり、味、食感、香り、全てが楽しめる上品な一品である。
<チョコバスクチーズケーキ> 税抜420円
今回購入した中では一番のお気に入り。
チョコとチーズの相性ってどうよ?と思っていたけど、見事な配分でマッチングしてる。
バスク風だが、表面の焦げ具合は控えめ。
その控えめなほろ苦さが、良いアクセントになっている。
<栗のロックチーズケーキ> 税抜320円
名前の通り、岩(ロック)に例えたハードタイプのチーズケーキ。
ちゃんとフォークは刺さるのでご心配なく(笑)
表面はハードでも中はしっとり。
ここで初めて食べたのが、これのプレーンタイプで、その個性に驚いたのを憶えている。
<スクエアチーズケーキ> 税抜390円
このお店の原点になっているという看板商品。
昨年の夏にテレビでも紹介されたそうだ。
この中では一番チーズの濃厚さが感じられる。
表面と底は、くるみを混ぜたクッキー生地で出来ており、外カリカリ、中ねっとりな食感は、かなりな食べ応え。
小ぶりでも結構な満足感がある。
もう一つ、今回は無かったのだが、カマンベールチーズタルト(税抜380円)も超おすすめ。
実家の母にお土産で買って帰ったら、めちゃめちゃ好評だった。
舌の超えた母が、また買ってきてと言ってたので、ホントに気に入ったのだと思う。
おまけで付けてくれたマドレーヌ!
(あれ?フィナンシェだっけ)
これも美味しかった❣️
どれも材料はいたってシンプルで、ケーキ作りの基本材料のみで勝負している感じ。
素材にもこだわりがあり、あまり余分なものを使っていないようだ。
そこからこれだけの種類のチーズケーキを作り出すセンスは素晴らしいと思う。
一番すごいのは、食べる人の気持をちゃんと考えて作られてるケーキだなと、いつも感じること。
店長さんがいくら頑張ってても、食べる人間にこれが伝わってくるお店はなかなか無いんじゃないか。
人間ははこういうものを感じると、感動する。
こういう思いでモノ作りをしている人のもとに、また行きたいと思う。
これからの時代、こんなことに目覚める日本人がどんどん増えていくといいね。
クリームたっぷりのショートケーキに比べると、ビジュアル的には地味かも知れない。
でも焼き菓子系が好きな人なら、ここのチーズケーキは一度食べていただきたいと思う。
近くに来た際には、是非立ち寄ってはいかがだろうか。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
神戸の珈琲専門店「春秋」コープ兵庫店
久しぶりのブログ更新。
やっと落ち着いて書けるようになったので、気を取り直して再開します。
今日はカフェの紹介です。
最近、兵庫駅へ行く機会があり、そこでレトロな雰囲気の素敵カフェを見つけた。
(神戸には、中心街の「三ノ宮駅」以外に、「兵庫駅」「神戸駅」があります。その中でも県名と同じ兵庫駅は・・・正直一番地味な駅かな(笑))
珈琲専門店「春秋」。
なんと生協のスーパー「コープ」の中にある。
スーパーの中にしては、めちゃ上品なカフェで、ちょっとびっくりした。
私が入った時は、ロマンスグレーのおじさま客と私の二人だけ。
おじさまは黒のロングコート姿で新聞を読みふけっておられた。
まさに、このカフェの雰囲気にぴったりで、テンション上がるワ(笑)
店内を見回すと、壁には着物の帯が掛け軸の如く飾られていた。
帯をこんな風に飾るのって雅で素敵だな。
私も家で真似してみよう。
それに各テーブルの椅子のデザインは、ほぼバラバラになっており、それがまた良い。
バラバラでもレトロ感で統一されているので、全く違和感はなく素敵な演出だと思う。
今回頼んだのはホットコーヒーのストロングタイプ。
コーヒーにこだわりがあるお店のようなので、他にもたくさんの種類があった。
お値段は380円ほどなので、結構リーズナブルに楽しめる。
調べたところ、このカフェは西宮や宝塚、岡本にも店舗があるようだ。
興味のある方は、下のURLからご覧いただければと思う。
この兵庫店は駅からすぐな上、スーパーで買い物をした帰りに、気軽に入れる雰囲気も持ち合わせているので、近くに来た方には是非お勧めしたい。
(ただ、ほとんどの店舗が終日禁煙のようなので、タバコを吸う方にはちょっと申し訳ないですーー)
お店の外周はこんな感じで、運河のモニュメントがありなかなか良い雰囲気だった。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
<珈琲専門店「春秋」コープ兵庫店>
〒652-0897 神戸市兵庫区駅南通5-1-2-100 (コープ兵庫内 1F) |
TEL/FAX 078-681-5955 |
OPEN 9:00 ~ CLOSE 19:00 |
アナログからデジタルの狭間を経験して、そして遅いダウンロードデビューへ
この度、家にあるCDを大量に処分することにした。
曲は全部iTunesに入れ、CD本体は手放すということだ。
音楽を聴くのは好き。
でも、いつ頃からだろう・・・CDを棚から出さなくなった。
CDを持っているのに、同じ曲をなぜかYouTubeで聴いたり、iTunesに入れたりしてる。
あれ、これ変でしょ?とある日気付いた。
理由はたぶんこの2つ。
1.CDプレイヤーより、スマホやPCの方が断然音がいい。
2.棚から出す→CDケースを開く→セットする→聴く、という一連の行為が面倒になった。
私、超アナログ人間だったんじゃなかったっけ。
たったこれだけのことを面倒と感じる日が来るなんて・・・。
CDにこだわり、ダウンロードをずっと拒み続けてきた。
MDも随分長く使わせてもらった。
ダウンロードは音楽を軽んじていると、ずっと思い込んでいたのだ。
価値観がちょっとずつ変わり始めたのは、去年あたりから。
棚に好きなCDや本がずらりと並んでいる光景は、それはそれで図書館みたいで好きだけれど、逆にモノを持たないことの大切さについても考えるようになった。
音楽を捨てるわけじゃない、モノへの執着を捨てるのだ。
記念に写真撮影(これはほんの一部です)
圧倒的に洋楽が多い。
日本ではあまり知られていない人たちもいる。
今は無きミュートレコード、ラフトレード、とか通じる人はいるのだろうか。
これは手放せない子たち。
こんな風にセレクトしていき、愛着の深いアルバムや、二度と手に入りそうにない作品だけ残すことにした。
それでも、随分たくさん手放せたと思う。(ついでにCDラックも2つ処分しました)
ジャケットやライナーノーツも見て、モノとして手元に無くても大丈夫か確認する。
私は「写真」という媒体も好きなので、こういう選り分けは結構難しい。
iTunesに落としながら、初めてCDを買った時のことを思い出していた。
私のCDプレイヤーデビューは、友人と比べてかなり遅く、短大を卒業した頃だった。
それまでは専らカセットテープで聴いていた。
ラジオから録音した 汚い音源を、至極大事にして毎日聴いていたのが懐かしい。
プレイヤーを持っている友人に頼み、カセットに入れてもらうこともあった。
また、レンタルショップや図書館で借りることもでき、歌詞カードはそこでコピーして入手した。
そんな時代があったのだ。
だからあの頃は、CDやレコードを持っている人がとにかく羨ましかった。
いつか自分も手に入れるぞと思っていた。
でもそんなハングリーな生活環境だったからこそ、今以上に音楽を大切に扱えたのかもしれない、と今では思う。
汚い音でも構わないから、大好きな曲を毎日聴けたらそれで幸せだった。
ま、ミュージシャンの方達からすると「アルバム買って」と言いたいところだろうけど(ごめんねごめんね(笑))
そういえば、ジミーペイジやジェフベックなどは、子供の頃ラジオから流れてくるアメリカの黒人ブルースに魅せられ、懸命に耳コピしてギターを練習したそうだ。
日本でもCharさんくらいの世代の人は、同じようにレコード音源から耳コピしていたと聞いたことがある。
私のやってたことも、これと似てるのでは・・・?(笑)
(いやいや、楽器弾けないだろ)
先日初めて、アマゾンからダウンロード購入を経験した(遅すぎとか言わんといて下さいな(笑))
ジャケットも何もこだわらず、ひたすら音楽だけを大切にする聴き方。
これって、録音テープで懸命に聴いていた頃の感覚と同じなんじゃないか?
不思議と懐かしい感覚がよみがえってきた。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日の神戸の風景を、ちょっとだけ
ご覧頂きありがとうございます😊
再び、田中泯さんの踊りを観てきました「題名のないオドリ」
先月、また京都で見てきたダンサー田中泯さん。
やっぱり素敵だった。
もう存在感が半端ない。
私が「こんな生き方がしたい」と憧れるお手本の一人だ。
コンテンポラリーとも何とも言えない即興の動き。
法則が分かりづらいので、人によっては不可解で入って行けないかもしれない。
でも私はハマってしまった(観るのは今回で2回目です)
演目終了後に30分ほどトークタイムがあり、そこで自身の踊りについて色々語ってくれた。
さっきまで舞台で異色を放っていたのに、素に戻ると泯さんは実に気さくな感じでおしゃべりしてくれる。
(細かい言葉の表現はうる覚えで書いてますが、ホントにこんな↓親しみやすい口調の方です)
「僕の踊りは、本当は肌まで観てもらいたい。だから舞台は、できるだけ皆さんに近くで見てもらえる場所がいいんですよね。」
「僕が踊っているのは、自分と観客との狭間の様な世界です。
自分の中に入り込んでくる、色んな人の想念のようなものが表現につながる。
それによって表情が変わり動きも変わっていく。だから同じ踊りは二度と出来ないのです」
「僕は昔、海外で裸で踊り一気に有名になった。そして、このまま裸で巡業し続けたらスターになれるよと言われてね、なんか嫌になっちゃったの(笑)
で、帰国したらまたすぐに踊りたくなった。毎日踊りのことを考えてる。
今の時代は、表現することが『作品』『価値』というものに縛られ、踊ること自体が窮屈になってしまったね。」
昔、とあるフラメンコダンサーが「誰にでも踊る権利がある」と言っていたのを思い出した。
「踊る」という行為は、プロアマ関係なく本当は誰でもしていいものだ。
だから、生活に踊りが根付いている国や地域の人たちが羨ましいと思う。
ダンス教室に通わないと踊る機会がない、とかではなく。
ダンス教室の発表会で皆に踊りを見てもらう、とかでもなく。
本当は日本人だって、日常のどこででも踊っていいはずなのだ。
だから近年、街でダンスを禁止する傾向があるのが悲しい。
さらに、大昔、イングランド軍に踊りの文化を禁じられたアイルランド人の話を思い出した。
家の外を巡回するイングランド兵に、踊っていることがバレないよう、家の中で下半身だけでステップを踏んでいたことが、後のリバーダンスの元になっていると聞いたことがある。
それだけ人間は、本来踊らずにはいられないものなのではないか?
こんなふうに、泯さんの言葉から派生して、私の中の踊りへの想いがたくさん浮かんできた。
実は、小学生のときに数年間だけ日本舞踊を習っていたことがある。
とても楽しい経験だったので、その頃に植え付けられた種が、こういう場所でうずいてくるのかもしれない。
本当は私も踊りたいんだな。
泯さんの声が響く劇場の中は、いつまでも終わって欲しくない世界になっていた。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
大阪中崎町でシーシャを初体験「ホワレカフェ」
先日、セミナーで知り合った方とシーシャカフェに行ってきた。
シーシャってご存じだろうか?
別名「水タバコ」ともいわれる、イスラム圏のタバコのことだ。
こんなキャンドルスタンド?みたいなものに、チューブ状のパイプを付けて吸って楽しむのである。
吸うとコポコポと音が鳴る。
何やら怪しげな器具に見えるだろうか。
いえいえ、このパイプを吸う姿に、引いてしまう方もいるようだが、シーシャは危険なものではない。
シーシャカフェとは、そのシーシャとドリンクを楽しむ場所である。
水タバコという別名の通りタバコなのだが、喫煙者でない私でも十分楽しめるものだった。
(ただし、利用できるのは20歳以上限定です)
店内の棚には、ビンやタッパに詰められたシーシャフレーバーがたくさん並んでいた。
まずはここから、好きなものを数種類選ぶ。
実はこのフレーバーと呼ばれるものの本体が、タバコの葉っぱで出来ている。
細かく砕いた葉っぱに、様々な果物や植物などの香りづけをしたものがフレーバーと言われるようだ。
(見た目はジャムかチャツネのよう。写真を撮り忘れてしまいました)
果物類、ミント類、樹木類、その他コーラーやガムみたいな変わったものもあった。
私たちは初心者だったので、店員さんにお任せして、甘い系とさっぱり系の2種類を各々ブレンドしてもらった。
パイプからコポコポ吸い込んで息を吐くと、口から真っ白い煙がボワーっと出る。
普段タバコを吸わない人間にとって、この光景はなんだかとても新鮮(笑)
しかし、1回のシーシャの喫煙量は、通常のタバコ1本分にも満たないそうなので、タバコ嫌いな人でも安心して楽しめると思う。
タバコの香りはほぼ無く、鼻孔に広がる美味しいフレーバーを味わう感じ。
1つのシーシャで約1時間半くらい楽しむことができる。
会話も弾んで、結局2時間以上過ごさせてもらった。
初めての方でも、店員さんが使い方を教えてくれるので、全く問題ない。
関西でも徐々に人気が出始めているそうだが、まだまだ知名度は低いようだ。
パイプを吸っている姿がちょっと麻薬的に見えるのだろうか。
しかし店員さん曰く、シーシャの世界は非常に奥深いので、カフェ経営をしている人は、皆ちゃんとプライドを持ってやっている人ばかりだと。
私が今回頂いたのは、1600円のシーシャと500円の紅茶、計2100円だった。
ドリンク類はいずれも500円~600円で、アルコールも飲める。
近くにシーシャカフェがある方は、この神秘の世界を一度楽しんでみてはいかがだろうか。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
<ホワレカフェ>
〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西1-9-21-101
阪急梅田駅から徒歩10分
地下鉄中崎町駅から徒歩5分
平日 17:00~22:00
土日 12:00~22:00
火曜日定休
ショートストーリー カフェで出会った女性
その女性の隣の席が空いていたので、座らせてもらった。
買い物帰りだったのか、その人は大きなキャリーケースを横に携えていた。
それを自分の方に引寄せ、私が通るスペースを空けてくれる気遣い。
かなり背中の曲がった、80代以上に見える女性だった。
一言お礼を言い、私はいつも通りPC入力に集中し始めた。
しばらく経ってから、女性は席を立ち帰ろうと準備していた。
動くテンポが、いかにもご高齢という感じでゆっくり。
人間観察の好きな私は、ふと、その人のギャップ萌え部分に気付いてしまった。
服装がめちゃめちゃ素敵・・・
下は黒のパンツ、上は黒地に刺繍模様の入ったキルトジャケット姿だった。
言葉で聞くと普通だけれど、「おばあちゃんのファッション」という印象ではなかった。
特に目を引いたのはキルトジャケット。
キルティング素材って、着こなすのが難しいと思う。
下手な着方をするとダサくなりかねないので、私はいつも選ぶのを避けていた。
それを見事に着こなしていたのだ。
それに刺繍模様もきれい。
おしゃれの上級者を見るような目で、その人の後ろ姿を見送った。
背中は曲がっていても、宝塚歌劇団のような気品があり、本当に素敵だった。
とても私的な見解ではあるけれど、
おしゃれを知っている人、ちゃんと楽しんでいる人だと思った。
伸びやかさが見え隠れする人生の先輩に出会うと、嬉しくなってしまう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
<今日の1枚>
スタバ 神戸磯上通り店より。
夕暮れ時の雨の街をカフェから眺める時間は、とても贅沢~♪