瑠璃色つらつら日記

日常のいろんな気付きやシアワセを書いています。映画、音楽、舞台、アニメなど、好きなもの多すぎて困っちゃう。

スターウォーズ関連のお菓子を見つけました

明けましておめでとうございます。

今年もつらつらと書いていこうと思うので、どうぞよろしくお願いします。!(^^)!

 

 

先日、スーパーでこんなものを見つけた。

f:id:edinn:20200107232259j:plain

f:id:edinn:20200107232519j:plain

「亀田の柿の種」スターウォーズバージョン!

スターウォーズシリーズ大好きだし、面白いのでつい買ってしまった。

しかも「柿の種」って・・・

全然スターウォーズのイメージじゃなくて笑える。

 

 

中の袋ひとつひとつにもキャラクターの写真が!

レイとカイロレンが入ってなくて、ちょっと残念。

あとルークも欲しかったな。

でも、オビワンのアレックギネスがあって嬉しい。

写真は全部で24種類あり、ランダムで9袋入っている。

みんな真面目な顔して、中身は「柿の種」ってね(笑)

 

 

こんなことでテンションが上がる自分って、めでたいヤツだな。

味は普通の「柿の種」とまったく同じだった。

でも期間限定品のようなので、スターウォーズが好きな人は買って楽しんでみてはいかがだろうか。

 

 

そういえば何年か前にも、こんなお菓子があった。

f:id:edinn:20200107233124j:plain

ジャイアント・ポッキー・アソート」スターウォーズライトセーバーバージョン!

これ見た時、店頭で吹き出しそうになった。

た、確かにポッキーってライトセーバーみたいな形はしてるけど・・・なんか笑っちゃうじゃん。

しかも通常のポッキーより、これかなりデカかったんだよ。

商品自体が、まるで冗談の塊みたいだ。

 

 

ルークとダースベイダーが、でっかいポッキーを持って戦うシーンが浮かんできた。

巨峰味とイチゴ味の対決。

「父さん、ポッキー折れちゃうよ」

「そこいらじゅう甘い匂いだらけだよ。」

「これじゃ、フォースどころじゃないよ」

 

 

連鎖的にヘンな親子コントが次々と浮かんでしまった。

こういう、思わず笑っちゃうような商品案を出す人ってすごい。

 

ちなみにこのポッキーも恐らく期間限定品、今は販売されていないと思う。

復活したら絶対買う(笑)

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

大阪難波で見つけたスタイリッシュなカフェバー「Tsuchi(つち)」

先日、セミナーで出掛けた大阪難波にて、素敵なカフェを見つけた。

 

 

関西に来てもう10年弱になるのだけれど、いまだ梅田以外をあまり開拓していない。

難波に出向くのは珍しいことなので、ついつい散策してしまった。

f:id:edinn:20191231141825j:plainロイヤルクラシックホテルの1階にある「Tsuchi(つち)」というお店である。

 

 

大通からよく見える一面ガラス張りの造り、明るく洗練された印象に、吸い寄せられるように店内へ。

一番奥の席を案内された。

 

 

そんなに広いわけじゃないけれども、天井が高いからか解放感がある。

程よく上品で、雰囲気も店員さんの気遣いもとてもいい。

 

f:id:edinn:20191231141943j:plain
 

今回いただいたのは、アペタイザーのドリンクセット(1500円)。

プレートにはベビーリーフなど複数の野菜に、レバーペーストのカナッペ、生ハムなどが乗っている。

小鉢の中は、白キムチとイカのマリネ。

シンプルな塩ベースのお味で、さっぱりとして美味しかった。

アペタイザーの名前通り前菜なので、お腹いっぱいにはならないけれど、小腹は十分満たされる。

 

f:id:edinn:20191231142043j:plain

黒いつぶつぶはバニラビーン

そして飲み物はこのクラフトコーラ(セットドリンクは他にも選べます)。

コーラというと、市販のコカ・コーラしか知らなかったけれど、これはお店の手作りだそう。

なので、いつもは飲まないコーラをあえて注文してみた。

これがめちゃめちゃ美味しい。

 

 

図々しくも、店員さんに何が入っているのか聞いてしまった。

シナモンやクローブ、バニラビーンズなど複数のハーブを煮だしてシロップを作り、炭酸水で割っているそうだ。

これは家でも真似てみたいと思った。

 

 

これをきっかけにコカ・コーラの起源を調べてみたのだが、もともとドラッグストアで作られた、ハーブシロップから進化していった飲み物らしい(日本コカ・コーラ㈱さんのホームページを参照)。

私はてっきりアメリカの会社が作った、もとから100%人工的な飲み物だとばかり思っていた。

ごめんコカ・コーラさん、勝手に思い込んでたよ。

てか、みんな知ってるものなのかな。

 

f:id:edinn:20191231142402j:plain

セルフサービスのハーブ水。めっちゃ爽やか、見た目もおしゃれです。

このとおり、このお店には食材や手作りへのこだわりが深くあるようだ。

産地直送野菜、地鶏の卵、自家製無添加シロップ、パンやスイーツもお店で作っている。

注文時にアレルギーなどがないかも聞いてくれたので、安心していただくことができる。

 

 

また、カフェとバーそれにレストランも兼ねており、夜遅くまで営業している。

ホテル内にあるだけに、安くはないが高すぎることもない。

友達やカップルで利用するには、とても素敵な場所だと思う。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

みなさん、よいお年を!

f:id:edinn:20191231142605j:plain

たそがれは逢魔が時。夕方もいい感じです。

<Tsuchi>

大阪市中央区難波4-3-3ロイヤルクラシックホテル1F

TEL:06-6641-2680

平日:11時~24時

金土祝前日:11時~26時

日:11時~23時

https://tsuchi.organic

 

二見興玉神社でのちょっと不思議な体験 伊勢神宮参拝(後編)

f:id:edinn:20191225012300j:plain

前回は、伊勢神宮の内宮参拝について書かせてもらいました。

今回は、その続きの旅と、最後におかげ横丁のお店紹介をしようと思います。

では今日のブログへ。

 

 

内宮のお参り後は、おかげ横丁で昼ごはんとおやつを堪能した。(お店紹介は最後に書いてあります)

そして、最終目的地の月読宮までバスで移動した。

f:id:edinn:20191225011657j:plain

月読宮

こんな風に4つの社が横並びになっている、ちょっと変わった神社である。

祀られているのは

1、アマテラス大御神の弟であるツクヨミの命

2、ツクヨミの命の荒御魂(あらみたま)

3、そのお父さんのイザナギの命

4、お母さんのイザナミの命

となっている。

小さいながらも、ひっそりとして神秘的な場所だった。

 

 

予定では、この神社を最後にして帰るつもりだった。

ところがここで、知らない女性に声を掛けられ、予定が変わることとなる。

 

 

年は私と同じくらいだろうか。

髪が長くすらりとした、人の良さそうな感じの女性だった。

車で参拝巡りをしていたその人は、朝から外宮内宮を歩いている私の姿を、何度か見かけていたらしい。

ひとり徒歩とバスで移動していた私を、すごいですねと褒めてくれた。

 

 

そして、これから一緒に車で「二見興玉神社」へ行きませんか?と聞いてきたのである。

期間限定の御朱印がもらえますよ、とのことだった。

そしておかしなことに、実はその人はすでにその神社を参拝済みで、御朱印ももらい済みだそう。

自分は神社近くの駐車場で待っているから、その間、私だけでゆっくりお参りしてきてください、と言うのである。

正直、あまりに唐突な申し出だったので、最初は少し面食らった。

なにか変な勧誘でもされるのでは・・・

 

 

しかし見るとこの人、信用しても全然大丈夫な気がした。

人に対して注意深い自分の直感がOKを出している。

下心のある怪しい人だと分かったら、そこで逃げればいい。

ここは日本だし、自分で帰れるわ!(笑)

 

 

というわけで、遠慮なくその女性の車に乗せてもらった。

世間話をしながら、15分ほどで目的地に到着。

そして、ひとり降りて神社へと歩いて行った。

f:id:edinn:20191225011945j:plain

海岸沿いに出て、鳥居をくぐった辺りで気づいた。

ここには以前来たことがある。

子供の頃、兄貴とふたりで旅行で来たのだ。私は小学生、兄貴は高校生だった。

この夫婦岩を見たことは覚えていたのだが、それがこの神社だったとは思わなかった。

何十年ぶりだろう、懐かしさがこみ上げてきた。

 

 

そういえばあの時も、知らない女性が登場した。

友人同士で一緒に旅行に来ていた内のひとりで、20代くらいの人だった。

私たちが、子供ふたりだけで旅している姿が珍しかったのだろう。

声を掛けてくれ、確かこの二見興玉神社で一緒に写真を撮ってもらった。

そして後日、手紙と写真を送ってくれたのだ。

この時の女性も、黒髪ロングヘアで、とても優しい感じの人だったな。

f:id:edinn:20191225012046j:plain

f:id:edinn:20191225012127j:plain

懐かしい夫婦岩と伊勢湾の海を眺めながら、しばらく遠い思い出に浸った。

そして御朱印をもらい、神社を後にした。

 

 

駐車場に戻ると、女性はちゃんと待っていてくれた。

うん、この人、多分こういう人なのだろう。

見返りなしで、ただ私をここに連れてきたかったんだろう。

 

 

女性は伊勢市駅まで送ってくれた。

私の名前やメアドなど一切聞かず、そのまま挨拶してお別れをした。

車を降りてから、こちらがもう一度頭を下げると、向こうも丁寧にお辞儀をしてくれる律義さ。

こういうことってあるんだな。

 

時間が過ぎれば過ぎるほど、あの女性の登場が不思議でならない。

あの神社に呼ばれたんじゃないか、と思えてくる。

だとしたら本当にありがたい。

 

 

ここからは、おかげ横丁で頂いた美味しいものを少し紹介(内宮入口のすぐそばにあります)。

 

🍜「一楽亭」

f:id:edinn:20191225005357j:plain

ずっと食べたかった伊勢うどん(500円)。

お土産屋さんで勧められた「一楽亭」というお店で頂いた。

ふわふわ柔らかい麺に、だし醤油を絡めてシンプルに食べる。

コシの強い讃岐うどんも大好きだが、また違う美味しさだ。

人によってはブヨブヨして嫌!という声も聞くけれど、私は好きかも。

 

 

🍦「豆腐庵山中」

f:id:edinn:20191225005447j:plain

豆腐屋さんが経営するスイーツ店。

お豆腐ソフト(270円)と、うの花ドーナツ(100円)を頂いた。

ソフトクリームはほんのり豆の風味が口の中に広がる。

うの花ドーナツは、表面がサクサクしてて香ばしい。

うの花が苦手な人でも全く問題なし。

めっちゃ美味しいのでお勧め。

 

 

🍡「だんご屋」

f:id:edinn:20191225005553j:plain

おかげ横丁唯一の団子専門店。

本当は4玉ずつ付いてる(写真忘れて食べちゃった)

生醤油と、醤油ダレとを注文した(1本130円)。

この甘すぎない、お食事感覚で食べれるお団子の方が、個人的には好みかな。

ちなみに黒蜜ダレもあるので、甘いのが好きな人はこちらがいいだろう。

 

 

☕「五十鈴川カフェ」

f:id:edinn:20191225010220j:plain

f:id:edinn:20191225010437j:plain

一番のお気に入りになったお店。

「だんご屋」の隣にある。

この通りのレトロな造りで、全席から五十鈴川を望むことができる絶景ポイントのお店だ。

渡り廊下の先にあるのは、テラス席の喫煙ルームとのこと。

タバコは吸わないけれど、こんな素敵な喫煙室なら入ってみたい。

レジの向かいにはお座敷席もあった。

 

 

今回は、禁煙のカウンター席に座らせていただいた。

目の前を流れていく五十鈴川を眺めていると、まるで自分が流れているかのような錯覚を起こす。

f:id:edinn:20191225010637j:plain

f:id:edinn:20191225010516j:plain

ネルドリップ式のブレンドコーヒーは460円。

ケーキ類も生地や材料にこだわったものが沢山あり、お値段は200円代~500円代と幅広かった。

 

 

調べてみたところ、このカフェはどうやら「赤福」の子会社が経営しているとのことだ。

さすが味も雰囲気もクオリティが高くて素敵。

ここのために、またお伊勢参りに来てもいいくらい気に入ってしまった。

和風カフェが好きな人には、本当にお勧めしたい。

f:id:edinn:20191225010256j:plain

渡り廊下の下をくぐれば目の前は五十鈴川

f:id:edinn:20191225012519j:plain

カフェの横にはこんな素敵な路地裏が。

 

 

神社仏閣が大好きなので、こういう旅の文章はついつい長くなってしまいますね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

伊勢神宮に初めて行ってきました 前編

最近、ほかのはてなブロガーさんのページに入った時、☆を付ける欄が表示されなかったり、読者登録したくてもボタン表示されなかったりすることがあります。

(☆を付ける機能をオフにしてる人とは違うと思うのです)

これ、どうしてなんでしょうね・・・困っちゃう。

なので、せっかく私のつたないブログに読者登録してくれたのに、反応を返せていない方がいます。

すみません、ちゃんと気付いているのですよ。

読んでくれた人や反応をくれた人は大切にしたいんですよね。

一度原因確認をしてみるので、それまで待ってください~。

 

では今日のブログいきま~す。

 

 

急に「あ、伊勢神宮に行こう」と思い立ち、先日お参りに行ってきた。

決行は思い立った翌々日。

めっちゃ急だったので、一人で行くことになったけれど、とても素敵で不思議な旅ができた。

 

 

まずは外宮近くの近鉄伊勢市駅にて下車。

朝の8:30ごろに到着。

よし、時間はたっぷりある!

自宅からは始発電車で来たもんね。

日帰りなので、時間を無駄にしないよう、今回は便利な「伊勢神宮参拝きっぷ」でスムーズに回ることにした。

f:id:edinn:20191219001339j:plain

参道途中にあった、懐かしい赤いポスト

f:id:edinn:20191219000848j:plain

f:id:edinn:20191219000950j:plain

外宮の鳥居に到着。

ここには、天照大神のお食事をつかさどる豊受大神が祀られている。

ちょっと熱田神宮に似た雰囲気だなと思った。

ところどころ紅葉が残っており綺麗。

 

 

f:id:edinn:20191219001029j:plain

f:id:edinn:20191219004007j:plain

まずは一番大きな正宮でお参り。

この鳥居の中は撮影禁止だったので、外からパシャリ。

 

入ってすぐ左手にも小さな社があった。

その中には、白装束に烏帽子姿の人がこちら向きに座っており、黙々と書きものをしていた。

ずっと同じ姿勢なので、最初は人形かと思った。

陰陽師みたいでカッコよかったのだけど、写真を撮れなくて残念。

 

 

f:id:edinn:20191219001950j:plain

下宮、内宮ともに、各社寺にはこんな空間が必ず併設されていた。

石が敷かれた中に、小さな祠がひとつぽつねんと。

ミニチュアみたいで結構かわいい。(笑)

どんな意味があるんだろう。

 

 

f:id:edinn:20191219002039j:plain

f:id:edinn:20191219002112j:plain

f:id:edinn:20191219002137j:plain

これは多賀宮に続く参道。

石の階段を100段ほど登ったところにある。

 

 

f:id:edinn:20191219002309j:plain

石段を上る途中、石にこんな模様を掘っている作業員さんがいた。

よく見ると、ところどころの石段にこの点々模様が刻まれている。

何だろうと思い、近くにいた警備員さんに聞いてみた。

神様的な意味があるのかと思いきや、これは滑り止め対策だそう。

急な石段なので、足腰の悪い人が、滑って転ぶことが多いそうだ。

「無理してでも皆さん登りたがるんですよ」と苦笑気味に答えてくれた。

 

 

f:id:edinn:20191219002401j:plain

続いて月夜見宮

伊勢神宮には、この「つきよみのみや」は2か所あり、「月夜見宮」と「月読宮」である。

読みはどちらも同じなので間違えやすい。

場所も離れているし。

f:id:edinn:20191219002444j:plain

f:id:edinn:20191219002508j:plain

ここの境内の地面は、こんな風に小さなどんぐりだらけ。

なんかかわいいな。

 

 

さて、次はバスで移動し内宮へ。

バスの本数はそれほど多くなく、日中は1時間に3本ほどだった。

15分ほどで内宮に到着。

f:id:edinn:20191219004202j:plain

伊勢神宮といえば、この鳥居と宇治橋でしょ!

写真や映像でしか見たことがなかった場所にやっと来れた。

f:id:edinn:20191219002712j:plain

宇治橋の先にもうひとつあった鳥居

f:id:edinn:20191219002811j:plain

f:id:edinn:20191219004242j:plain

f:id:edinn:20191219004305j:plain

そして五十鈴川

思った以上に素敵な場所だった。

冷たく澄んだ水の中には、小さなお魚がいっぱい泳いでいた。

 

 

f:id:edinn:20191219004342j:plain

f:id:edinn:20191219004409j:plain

f:id:edinn:20191219004500j:plain

さらに鎮守の森をたどり、正宮でお参り。

ここも写真撮影は禁止だった。

 

 

私は霊感は全くない人間なのだけれど、伊勢神宮には何か「別格なもの」を感じた。

さすが、他の神社と比べて「人の手」のかかり具合が圧倒的に違う。

境内の隅々まで、徹底的にきれいに祓い清められ大事に大事にされている感じがした。

たぶんそこに住む人々から、本当に慕われているんだろうな。

 

 

正宮を参拝後、大変なことに気付いた。

先日終えた仕事で、まだ未提出の課題が残ってますよ~と仕事先からメール連絡が!電話着信まであった!

よりによって、神社で慌てふためくというね、もう(笑)

しかも写真を撮り過ぎて、iPhoneの電池がもうすぐ切れそう!

Wi-Fiは無いし、ピンチ!

 

 

急いで休憩所の参集殿に入り、PCからiPhoneへ充電を開始。

充電しながら、まずは仕事先に電話し謝った。

幸いiPhoneですぐ済ませられる仕事内容だったので、休憩がてらその場で処理。

仕事先に送信して完了!

よし、これで安心して旅が続けられるわ(笑)

 

 

今回はここまでにします。

次回は月読宮と食べ歩きについて紹介します。

そして、当初行く予定のなかった二見興玉神社についても。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

f:id:edinn:20191219004551j:plain

伊勢神宮参拝きっぷ」の特典

 

ショートストーリー ふたりの杖を持った男性

今日は、街で目に留まった人について書いてみました。

 

 

☘ひとり目

以前、とあるコンサートホール近くで見た男性について。

 

 

40代くらいだろうか、その人は両方に大きな荷物を抱え歩いていた。

片方は、多分ケースに入ったコントラバス

もうひとつは、大きくて重そうなバッグを肩に掛けていた。

そして、空いた方の手で杖をついていた。

 

 

こうして文章にしてみると気付くのだが、

その状況は、ぜひ手を差し伸べ、荷物運びを手伝ってあげるべきだろうと思われる。

 

 

しかしこの男性、そんなものは必要ないくらい、慣れた雰囲気でさっそうと歩いていた。

「手伝ってほしい」オーラは全くない。

そして「俺は手伝ってくれなくても平気」という強気オーラもなかった。

この人にとっては、多分これが普通で日常的なことなのだろう。

 

 

なのでその時、この人に声を掛ける人は一人もいなかった。

仮に、声を掛けられても「ありがとう、大丈夫ですよ」と爽やかに返事をしそうだ。

真っすぐな姿勢で歩いていたこの男性。

その居住まいが、めちゃカッコよかった。

 

 

☘ふたり目

JR三ノ宮駅近くの交差点にて。

ひとりの年配男性に目が留まった。

 

 

たぶん年はゆうに70歳を超えていただろう。

その人は、着流しの着物姿にカンカン帽をかぶり、杖をついていた。

正直、とてもヨボヨボした足取りだったが、出で立ちが素敵。

しかも、見た目はおじいちゃんなのに、色気が半端なかった!

 

 

色気はとても大事なもの。

そして、子供でない限り年齢性別関係なく醸し出せるものだと思う。

 

 

色気をいやらしいと嫌厭する人もいる。

人の色香が災いをもたらすことも、事実あると思う。

何でも陰があれば陽がある。

 

 

私は、色気は生きる気力に結びつくものだと思いたい。

人から感じる色気も、自分の中からにじみ出る色気も。

それを感じるうちは、死ぬことなんて考えない。

 

 

色気のある人を羨ましいと思う人は、それを飛び越え、ぜひマネして欲しい。

私も目いっぱいマネしてる(笑)

 

 

ちなみに着物は、性別問わず色気を出すには格好のアイテムだと思う。

日本人はその最強アイテムの文化をすでに持っている。

目いっぱい活用しようではないか。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

f:id:edinn:20191215143441j:plain

最近、こんなふうにオリゴ糖を小ビンに入れ持ち歩いてます。

 

 

毎日でもボーっとしに行きたい、京都龍安寺の石庭

(今回の文章は、数年前にFacebookに載せたものを、回顧録として手直ししアップしています)

 

はじめて京都龍安寺の石庭を訪れたのは数年前。

確か秋の休日だった。

 

不思議な空間、というのが第一印象だった。

建物の中に入ると、予想通りそこかしこ観光客だらけ。

休日だし仕方ないかと思いつつ、縁側の空いた場所に座り、美しい石庭を眺めた。

f:id:edinn:20191210230544j:plain

隣にはイタリア語らしき言葉で、ひそひそと会話している外国の人ふたり組がいた。イタリア語でひそひそって、全然イメージじゃないのだけど(笑)

いえ、これは偏見だね。

イタリア語って元気なイメージがあるので、つい・・・。

とてもつつましいカップルだった。

少し離れたところには、まどろんでいる金髪のお姉さんが。

肌寒いにもかかわらず、ここは眠くなる空間だった。

 

 

色んな顔立ちの、色んな国の人たちで溢れているのに、意外なほど静か。

不思議とこの空間に入ると、皆声を潜めてしまうのだった。

そうさせてしまう、何か大きなエネルギーがあった。

見た目は、ただの砂場に石が点々と置かれているだけ、なんだけどね(笑)

f:id:edinn:20191210230647j:plain

そのまま小一時間ほどボーっと過ごした。

ぜんぜん飽きない場所だ。

面白いことに、スマホで写真を撮る人はいても、

スマホ画面に夢中な人は、ひとりもいなかった。

 

日常から離れて、自分の内面と向き合える不思議な空間。

家の近くにあったら、毎日でも通いたい。

(京都は毎日通いたい所だらけだ(笑))

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

f:id:edinn:20191210230729j:plain

f:id:edinn:20191210230753j:plain