最近の神戸街角風景にコメントを少し添えて
その1、空の色の変化について
夕陽が沈む辺りの空の色が、子供の頃から好きだった。
このオレンジ ⇔ 青へ変わる部分、
境目は一体どこなの?とか、しょーもないことを考えるのが好きだった。
オレンジから青だよ。
これを水彩絵の具で真似しようものなら、汚く濁るだけだろう。
自然の生み出す色には敵わない。
その2、カフェにて
神戸にあるスタバ中山手通2丁目店にて。
ここは他店とはちょっと違うメニューが頂ける店舗。
私の座った辺りの木漏れ日があまりにきれいだったのでパシャリ。
この光に包まれながら頂きました。
その3、どしゃ降りの雨の中、何を思う
元町商店街を歩いていた時に見かけた光景。
どしゃ降りの雨の中、傘を差したまま佇んでいる女性がいた。
女性は全く動かず、目の前の人工の滝をずっと眺めていた。
座っている椅子も当然びしょ濡れだっただろう。
雨の中ひとり何を思っていたのか。
濡れたレンガの石畳の中に浮かび上がる白い傘と後ろ姿が印象的で、ついパシャってしまった。
ささやかですが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
ショートストーリー、今日の印象的だった2つの風景
<その1>
駅へ行く道すがら。
私の前を黒いタイトワンピースの女性が歩いていた。
履いている靴がヒールの無いクリーム色だったので、一瞬、何も履かずに歩いているように見えてしまった・・・。
えっ、裸足?
いやいや、肌色っぽいお洒落バレエシューズをちゃんと履いているよ。
なんだ、朝からすごい珍事を見てしまったのかと思ったわ(笑)
上品そうなお姉さんの後ろ姿を見送りながら、ふと思った。
綺麗なお姉さんが日本の街を普通に裸足で歩いている世界、
そんな次元が本当にあっても全然OKなんだけどな!(笑)
<その2>
いつも行くカフェにて。
一人静かに座っているスキンヘッドの若いお兄さんがいた。
お坊さん・・・ではないのだろうけれど^^;、まるで映画の「ファンシーダンス」か、お線香のCM「亀山のはなげしき」に出てきそうな、すらりとした上品なお兄さんだった。
(普通にGパンとTシャツ姿でした)
さらに気になったのは、その人の手のポーズ。
シャーロックホームズのあの有名なポーズで、じっと座っていたのだ。
こんな感じ。
昔NHKで放送していたジェレミーブレットのホームズが好きだったので、そのお兄さんの佇まいは私のツボ丸はまりだった。
スタイリッシュなお坊さんが、私生活では探偵業を!・・・いや、お坊さんでも探偵でも無いってば、多分(笑)
せっかくなので2つ隣の席に座り、チラチラ眺めさせてもらった。
その人、退店するまで本当にそのままのポーズだった(笑 たまらんワ)。
オチも何にもないエピソード。
途中ワトソンみたいな人が待合せで来たら、さらに面白かっただろうけど、さすがにそこまでは起きなかった。
後でよくよく調べたら、このホームズのポーズ、スティーブ・ジョブズや五郎丸選手もやってた!
巷では何かのおまじないポーズになってるのかしらん。
地味なお話ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
最近カフェに持込んでいるミルク代用品について
以前このブログで、カフェにマイミルクを持参する話をしたことがある。
今回は今使っているアーモンドミルクとオーツミルクについて感じたことを、少しご紹介しようと思う。
右が健康食品店で購入したアーモンドミルク(アーモンド風味は少なめだがさっぱりしてる)
左がブルーボトルコーヒーで臨時販売されていたオーツミルク(香ばしい風味とほのかな甘みがあるが砂糖不使用)
どちらも輸入品なので1リットル700円台のお値段で、ちと高め。
(なのでたくさん飲みたい人向けの話でなくてゴメンナサイ💦)
私はこれをジャムの小瓶に入れて持ち歩いてる。
こんな高いミルク代用品を使うようになったのには、いくつか理由がある。
・コロナ禍の影響で、どのチェーン店カフェでもミルクポットを置かなくなったから。
・ポーションタイプのコーヒーフレッシュは成分的になるべく使いたくないから。
・ミルク変更のカスタマイズ注文をするより安いから。
・そして、もともと乳製品に少しアレルギーがあるから。
今までは少量の牛乳ならアレルギーは出ないからと普通に使っていたけれど、コロナでの変化をきっかけに、すっぱり切替えることにした。
高いながらも少量ずつ使い、結構楽しんでいる。
今回、ミルクの代用品をいろいろ試してみて感じたことがある。
それはちゃんと使っている「材料」「成分」を見なければ意味がないということ。
アーモンドミルクは最近スーパーでも見かけるようになったけれど、裏面の材料を見ると・・・あ、だめだこりゃ・・・となってしまうモノがある(^_^;)。
美味しくするため、見映え良くするために、人工添加物を入れて商品化しちゃうのでは、せっかくの健康食も台無しだ。
(日本人の体質にとって、消化排泄されにくいモノがたくさん許されているので、少しずつでも良い方に変わっていくことを願います)
通常これらミルク代用品は、水や植物油を加えることで乳化させているようだ。
でないとアーモンドやオーツ麦だけではミルクのような液体にはならず、商品化できないからだろう。
私が今回紹介したものは、SpringWater(天然水?かな)、SunflowerOil(ひまわり油)がベースだったので、信用し購入してみた。
情報は常に更新されていくので、出来るだけ一般常識や既成概念にとらわれないよう、自分の体と相談しながらこれからも選んでいきたいと思う。
ここまで読んで、ブラックコーヒーにすればいいのに・・・と思った方がいるかしらん。
それに対する言い訳は・・・
もともと牛乳たっぷりなコーヒーが好きなので、ブラックコーヒーにすると我慢の連続になっちゃうから!
お口の嗜好と付き合うのって難しい(笑)
けれどアレルギー持ちでも、食を楽しめる方法は沢山あるので、これからも色々探して遊んでみたいと思う。
最後に、最近のカフェ風景写真をご紹介します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
京都大原へ 苔むした香りと湿気がたまらなく素敵でした
三連休の初日に、京都大原へ行ってきた。
夏に訪れるのは初めてだ。
快晴ではなく曇り空。
湿気をたっぷり含んだ空気、その中に感じる苔むした匂い。
虫も結構いたけれど、私は夏の山奥らしい、このしっとりした曇天の大原が気に入った。
うっすら霧がかった青い山並みがとても美しさったのだが、残念ながら私の携帯では上手く色が表現できず…^^;
なので山の写真以外で、お披露目できそうなものを並べてみた。
この苔の美しさをどう表現すればいいのか!
肉眼ではもっと素敵だったのですョ。
山も苔も素敵。
これは勝林寺。お堂の中に金ピカの如来様が鎮座されている。
宝泉院の門。
ここの額縁庭園はこじんまりしているけれど、いつ眺めても飽きない。
朝早く着いたので、30分ほどお部屋を独り占めできた。
置かれているのは私が頂いたお抹茶茶碗。
エアコンなしでも十分快適な空間だった。
手前は水琴窟。
竹筒に耳を当てるとコロンコロンと音が聞こえる。
お部屋の隅にあるので、これに気付かない人が結構いる。
日帰りだったけれど良い旅になり大満足。
久しぶりの大原は青や緑がいっぱいで、とにかくきれいだった。
少しでも目の保養になればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
虫についてのショートストーリー
今朝、出かけようとしたら、玄関のドアにコガネムシが張り付いていた。
駅へ歩いていく道すがら、今度はでかいセミがすぐ目の前を通り過ぎていった。
コガネムシもセミも嫌いな虫じゃないのだけど、なにせ大きいから一瞬ギョッとするワ。
虫が目の前に現れることには、意味があると仰った人がいた。
特に人間から忌み嫌われている虫の場合、尚更そうらしい。
虫の方に一気に思考が集中して、強制的に他の思考がシャットダウンされるので「一旦考えるのをやめなさい」「心を休めなさい」などというお告げなのだとか。
だけど自分が今朝何を考えていたか、もう忘れてる(笑)
思考が多すぎるのか、もしくはホントに虫さんは気まぐれで現れただけなのか…
そして夕方、帰ってきたら奴はまだ家の玄関にへばり付いていた!
しかも、ほぼ同じ位置のまま……
よく飽きないな。
そんなにいいっすか、家の玄関(笑)
ま、Gじゃないし、コガネムシなら好きなだけいてくれい。
読んで頂きありがとうございます。
初めて神戸チキンジョージで見たライブの思い出
今日は、前回のギターに関するブログにリンクした、ライブハウスの思い出を書いてみた。
何年か前、ちょうどギターを購入した頃、「BAHO(ばほ)」というミュージシャンに夢中になっていた。
ロックギタリストのChar(ちゃー)さんと石田長生(おさむ)さんの二人組ユニットである。
二人ともちょいワルおやじを装う、バリバリのギター侍。
ギター小僧がそのまんま大人になり、プロになっちゃいましたみたいな、粋で面白い人達だった。
こんな感じのお顔…
ジャンルは、ロック、ブルース、フォークなど色々、カバー曲とオリジナル曲が半々、そして時々ギター対決コントをぶっ込んでくる^ ^。
Charさんは東京出身、石田さんは大阪出身、東西の全く違う個性がぶつかり合いつつも、本当はめっちゃ仲が良い。
波長がピタリとあった驚異的ギターテクもたくさん披露してくれ、毎年のBAHO全国ツアーは楽しみで仕方なかった。
(東京出身の「馬鹿」、大阪出身の「阿保」をくっ付けて「ばほ」という意味だそうです)
何年か前に惜しくも石田さんが亡くなられたことで、BAHOは完全に活動を終了した。
今もYouTubeやDVDで過去のライブ映像は拝聴できるけれど、存命のうちに二人の生の姿を見れたことは、本当に貴重な体験だった。
そんな二人を初めて生で見た、思い出のライブというのがある。
多分10年くらい前か、その頃私は岐阜の山奥でリゾートバイトをしていた。
高山駅からバスで1時間半ほど行ったところ、平湯よりもさらに山奥の奥飛騨温泉郷という辺境地である。
そこの旅館で短期契約の仲居さんとして住込みをしていた。
毎日ハードスケジュールな仕事をこなす中、BAHOが神戸の有名なライブハウス「チキンジョージ」に来ると知り、どーしても行きたくなってしまったのである。
当時、関西には一度も行ったことがなく、ひとりライブハウスの経験もなかった。
(今住む神戸へ引越す前のエピソードです)
しかも、今いるのは岐阜の山奥!行けると思うの?
・・・という気持ちなど、すぐにどこかへ吹っ飛び、もう行く選択肢しか頭になかった(笑)
2日間の休暇を申し出、この山奥から神戸へ行くルートを調べた。
お金があんまりなかったので、名古屋経由の新幹線ではなく、富山経由の在来線で行くことにした。
そして宿泊はネットカフェ!(若い時しかできないわ)
これが私の初めての神戸への旅、初めて生でBAHOを見た経験となった。
彼らの歌はすでにDVDで知っていたけれど、やはり生ライブは最高だった。
彼らは抜群な音楽センスを持ちながら、めちゃくちゃ笑わせてもくれる。
お客さん達もツボを心得ているようで、観客との一体感はすごかった。
私がそれまで観てきた他の人のコンサートホールライブとは全然違う。
観客はただの傍聴者ではなく、舞台上も客席も一緒に参加して作り上げ楽しむ、そういう世界があることをこの時初めて知った。
そしてこの日、さらに嬉しいハプニングが。
なんと観客の後ろの方に押尾コータローさんがいた!まじか!
二人にも不測の事態だったようで、当然、途中飛び入り参加。
ものすごく贅沢な時間を過ごさせてもらった。
その後、名古屋でも何度かBAHOライブを見たけれど、この日のチキンジョージライブは特別に神がかっていたと今も思う。
まるで別次元にまで連れて行かれてたかのよう。
本当に無理をしてでも見ておいてよかった。
で、この短い旅をきっかけに、その後の私の生活は大きく変わっていった。
奥飛騨温泉郷での契約終了後、新たな住込み契約先を神戸の有馬温泉にした( ´艸`)
そして休日ごとに三ノ宮を散策し、ますます神戸を好きになり、ついに移住してしまったのだ。
ここまでやってのける程、BAHOのライブ体験旅は影響が大きかったようだ。
そして前回のブログで書いたギター購入についても、やはり元のきっかけはBAHOなのだ。
私に大きなきっかけをくれた二人のギター侍に感謝💛
この時のチケットが出てきたのでパシャった。
なんて良心的な金額なの!
チケット代の倍以上楽しませてもらったと思うワ。
彼らのライブ動画をシェアさせてもらいました。
興味のある方は是非のぞいてみてください。
youtu.be こちらはスティーリー・ダンのカバー曲です。
www.youtube.com ベンチャーズの有名なギターフレーズで真剣に遊んでる二人!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ずっと待っててくれたモーリスギターに感謝
6月からアコースティックギターの練習を始めた。
↑この子は何年も前に名古屋で購入し、弾いたり弾かなかったりしていたモーリスのギター。
不思議と手放せずに置いてあった。
やっと本気で向き合える時が来たようだ。
ずっと待っててくれてありがとう。
私は手が小さく、指も短いので、なかなか自分のギターポジションを見つけられず、繰り返し断念し自信を無くしていた。
それが先月、弾き語りをする女性と知り合ったのがきっかけで一変。
私と手の大きさが同じな彼女は「手の大きさや指の長さよりも、大事なのは関節の柔軟さだよ」と教えてくれた。
これまで教えてくれた人と違い、既成概念にとらわれない自由さを感じた。
そして爪ピックでストロークするコツや、自宅で出来る練習方法も教わり、それから自然と毎日ギターに触るようになった。
休日には貸スタジオに通い自主練習している。
完全に時間の使い方が変わっちゃった…。
正直、自分でもちょっとびっくりしてる。
こ、この私が若者に紛れギター抱えてスタジオ通いしてる!
(実際、楽器抱えて歌ったりすると、年齢はお互い吹っ飛んじゃいますけどね…)
まだまだ人前で弾けるレベルではないけれど、↑の彼女に連れて行ってもらったライブハウスで、素人として弾き語りさせて頂くことを当面の目標にしている。
ありがたいことに、私のような力量の人間にも「是非弾いてごらん」とチャンスをくださるお店なのだ。
常連さんたちは自分の楽器に合わせ、実に楽しそうに、そして真剣に歌う。
カバーもオリジナルもあり、皆さん各々のマイワールドを展開してくれる。
それはカラオケで歌うのとは全く違う世界だ。
カバーの弾き語りは、一旦曲を自分の世界に取り込み、噛み砕いて、自分のものとして表現出来て、初めて音楽になるんじゃないかと思っている。
それは実際、自分でギターに合わせて歌ってみると、すぐその難しさに気付いた。
ちゃんと自分のものにしないとエネルギーを乗っけられない、という感じ。
コード通りに弾いて、ただ合わせて歌うんじゃ不完全燃焼、全然満足できないなと思った。
でもそこがたまらなくいい❗️
ずっと前から、日常に「音楽」と「踊り」と「旅」がある生活に憧れていたら、本当に一部が向こうからやって来た。
時々、前世は旅芸人だったんじゃないかしら、と思うことがある。(中世ヨーロッパ辺りで生きていたなら尚嬉しい^ ^)
このモーリスギターを買うきっかけになったのは、大阪のギタリスト石田長生さん。こんな感じの方である・・・
このギターを見た時「石田さんっぽい・・・」と思い、見た目だけで購入しちゃった(笑)
このあえて光沢のない素朴な木目調のお顔が、シンプルな生き方をしている石田さんに重なったのだろうか。
単にミーハーだっただけかなぁ、haha
次回はこの石田長生さんのライブの思い出と、そこから神戸に引越すきっかけとなったエピソードを紹介してみようと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。