瑠璃色つらつら日記

日常のいろんな気付きやシアワセを書いています。映画、音楽、舞台、アニメなど、好きなもの多すぎて困っちゃう。

青い色の世界について

このところ全国的に雨模様の毎日。

今日はカフェには行かず、おとなしく部屋でコーヒータイムにした。

 

雨の日の昼中の部屋は明るすぎず、ほんのりと青味がかった空間になっている。

 

そういえば最近、青系の色がとても好きなのだ。いや、昔から好きな色のひとつではあったのだが、思った以上に愛着を感じていることに気付いた。

 

特に濃い青~青緑~深緑へと移っていく色合い。

具体的に、藍色、瑠璃色、ヒスイ色などにとても惹かれる。

 

暇だったので、最近集めた食器たちを並べてみた。こんな感じ。

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ブランドや値段には、あまりこだわらない(高すぎるものには手は出さないが)

好きな色、好きな質感ばかりなので、写真を撮っていて思わず顔がニヤケる(笑)

 

クローゼットの中も、ズラリ紺色など青色系の服ばかりが並んでいる。

もちろん違う色も持っているのだが、いざ毎朝身に着けるものを考える時、結局この色合いが一番気分が高揚するし、逆に落ち着くことに気付く。

紺のワンピース、マリンブルーのTシャツ、ブルージーンズ、藍染めの着物と浴衣、などなど。気付けば昔から、何を買うにもこういう色を選ぶ傾向があった。

 

一見、無難な色、誰でも似合う色、色に困ったときに選ぶ色・・・なので「つまらない」と思ったこともある。しかし、これらの色はとことんこだわって使い回すと、とても奥深くて優しい色に思えてくる。

 

青や緑は、昔から日本人にとっては身近な山川草木の色。ものづくりにも自然をモチーフとしてふんだんに取り入れてきた歴史がある。そしてその自然を身にまとい、自然を身近なものとして日常使うのだ。

そんな国に生まれたのだから、自然の色に惹かれるのも当然なのかもしれない。

 

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これは京都の瑠璃光院の一室。

観光客で溢れかえっていたにもかかわらず、室内の雰囲気はとても崇高感があった。

漆黒のお部屋から見える額縁庭園は、ひたすら見事だった。しかし正確には「瑠璃色」ではなかったな(笑)

 

そして今日の私の部屋も、ほんのりと青味がかった独特の色合いになっているのだ。

映画のワンシーンの様で素敵。そんな中で飲むコーヒーは最高に美味しい。(今日のカップはあえて茶系)

 

ジャン・ジャック・ベネックス監督の「ディーバ」のサントラをお供に頂いた。(この映画も青っぽいシーンが多くて好き)

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