実家近くの隠れ家的カフェ「天気輪の柱」
久しぶりに実家へ帰省した。
名古屋から私鉄で40分ほど行った阿久比(あぐい)というところ、結構のどかな場所である。
こんな感じ。
この近くに、よく行くカフェがあるので紹介してみようと思う。
都会からはちょっと遠いけれど、足を運ぶだけの魅力のある隠れ家的カフェである。
お店の名前は「天気輪の柱」(てんきりんのはしら)
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくる造語がそのまま店名になっている。
命名の由来をマスターに聞いたことはないのだけれど、多分「銀河鉄道の夜」から取ったんじゃないかなと・・・。
というのも、このカフェ近辺の風景、結構な賢治ワールドっぽい雰囲気なのだ。
花巻に負けないくらいかも。
特に線路沿いとその周囲の田園風景は、なかなかいい感じである。
写真でどこまで伝わるか・・・
入口右手にはこんな文言の小さな看板もある。
「駐車場は実は裏側にもあるんです」
このちょっと笑いを誘う文章の書き方がいい・・・(笑)
で、これが裏側の駐車場。
ここのマスターは一見寡黙でサバサバしているが、この看板やメニュー表の書き方からして、かなりユーモアのある人だと思う。
(実は会話らしい会話をしたことはないのです。人によっては無愛想と思うかもしれませんが、実際はそういう方ではないです。ただ、お店以上にマスターの方が隠れ家的なだけのよう(笑))
この大きな窓がまるで車窓のようで、なかなか良い感じ。
この日はレギュラーコーヒー350円を注文。
コーヒーの種類は他にも沢山ある(イレギュラーコーヒーなんてのもある!)。
他に中国茶なども置いてあり、ドリンク類フード類共にとても充実している。
それをマスターひとりで切盛りしているのですごい(なので、ちょっと待たされることもあります)
お値段はとてもリーズナブルで、ランチセットも1000円以内で頂けるものがある(カレーライスやオムライスなど)
営業時間は8:30~宵の口だそう(笑)
お客さんがはけたらテキトーな時間に終了、なのだろうか。
童話の匂いとユーモアが漂う、独特な個性のカフェである。
正直、この近辺にはめぼしい観光地がない。
それどころか、周りは田んぼばかりで、結構ホントに何もない・・・(笑)
なので、逆に何もない場所でコーヒー片手にのんびりしたい人、宮沢賢治の世界が好きな人には、とてもおすすめである。
一人でも、友人家族でも、ゆったりくつろげる魅力的なお店なので、興味のある方は是非どうぞ!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
<天気輪の柱>
0569-48-8027
営業時間:8:30~宵の口
不定休(日祝は営業してます)
↓ HPは無いようですが、FBにファンサイトのようなページがあったのでシェアさせてもらいました。
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