駅で見かけた男性、コロナ自粛モードから思うこれからについて
先日の朝のこと。
駅前のベンチに座り、ひとり大きな声で喋る男性がいた。
行き交う人々を見ながら、何か言っている。
私は信号待ちをしながら、目を閉じて聞き耳を立ててみた。
内容はよく聞き取れない。
でもこれ・・・喋ってるんじゃなく、歌ってるのか?
言葉にリズムがある。
歌ってるみたいだ。
心が弾けちゃった人だったのかも知れない。
でも、その時の私は、その人の声や居住まいに、どこか解放感を感じた。
なぜかその男性から、荒んだもの、暗いものをあまり感じなかった。
あらゆる束縛から解放されて、気持ち良く歌っていた人に見えたのだ。
あくまで私の主観なので、その男性の実際は分からない。
誰もが「解放感」を望んでいる今だからこそ、そんな風に感じたのかも知れない。
正直、あのくらい自由度の高いことを街中でしてもいいんじゃないか?とさえ思った。
日本は、壊れるほど頑張ってしまう人、我慢してしまう人が多すぎる。
(・・・かくいう私もね(笑))
これから多くの人が、自分の時間を大切にする価値観に変わっていくといい。
多くの人が変わると、組織自体も変わらざるを得なくなるだろう。
大いに結構。
そして、これまでの右にならえの価値観、
出る杭は打たれる風潮、
人の目を気にせねばならない空気感、
1日のほとんどを会社のために捧げる生活は終わり、
個人の個性が重要になる時代が来るといい。
組織に依存するのでなく、自分の人生の責任を自分で担う。
そんな強さを大切にし、お互いに学びシェアする時代が来るといい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。