最近、街で出会う人がちょっと怖い。
緊急事態宣言が発令される直前。
立ち寄ったスーパーのレジで、大声で怒鳴る男の子がいた。
大人じゃなくて、小学4年生くらいの男の子!
すぐそばに、お母さんと幼い妹さんがいた。
男の子は、妹に向かって何か仕切りにキンキン声で怒鳴りつけていた。
妹は泣きべそ状態、でもお母さんはそれを諫める様子もない。
きっと、この男の子の生活圏にいる大人たちがイライラしているのだろう。
子供にまでこんな影響を及ぼしているのが痛ましかった。
その他にも、普段ならあり得ないくらいイライラピリピリを募らせた人に鉢合わせる。
特にスーパーが多いな。
そんな中、細やかな気遣いを見せる人も、実は増えていることに最近気づいた。
ちょっと肩がかする程度の出来事で、労いの言葉や笑顔を向けてくれる人たち。
多くの人の心がささくれ立っているので、ちょっとしたハプニングでも一触即発になりかねない。
そんな時に、向こうから気遣いを感じるとすごく嬉しい。
このご時世に対して気を配っている人がちゃんといる!
私たち日本人って本来こういう優しい民族じゃん!
と思える。
人の感情に影響を受けやすい私も、こういうニュートラルを心掛けている人たちに、時々助けられている。
まだまだ修行が足りないなぁ。
今日は最後に、大好きな和菓子をちょっとだけ紹介。
阪神御影駅近くにある「常盤堂」さんの「庵月」という最中である。
緊急事態宣言後も普通に営業しているようだったので、久しぶりに買ってきた。
最中って、皮が歯や唇にくっつくし、パラパラこぼれるし、食べにくくて抵抗のある人もいると思うが、この「庵月」は薄い作りでとても食べやすい。
中は備中大納言あずきと求肥。
この皮、求肥、あんこの順番で来る食感と程よい薄さが、個人的にはたまらなく好き!
見た目は地味でも、なかなか上品さを感じるお菓子だ。
最中が好きな方は是非一度食べてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。