長年の顔へのコンプレックスを解消したお話
急に緑が見たくなり、先日、明石公園へ行ってきた。
コロナのために外出は控えた方がいいのだろうけど、どうしても疲れが抜けないので、少しの間だけお出かけ。
多分疲れているのは、体より頭の中。
実は1ヶ月ほど前に再就職し、研修の疲れと緊張がピークに達したみたいだ。
(決して悪い職場ではないと思うのですが)
コロナが蔓延してるこの時期に免疫力が下がるのはヤバイ。
実にヤバイ。
風邪ってこういう時に簡単に引いてしまうものだ。
というわけで、めちゃ矛盾した行動だけど、自分を労ってあげることにした。
(雨だったので写真は下の1枚のみ撮りました)
公園の池に、きれいな鳥さんが・・・。
写真では小さくて判りにくいけれど、多分サギ・・・かな?
鶴にしては小さいし、模様も鶴っぽくないし。
鶴やサギって、鳥の中でもなぜか品を感じる。
歩き方、餌をついばむ姿、飛んでいく姿、佇まい、全てに上品さがあってとても好きだ。
単に人間の尺度でそう見えるだけなのだろうが。
彼らは自分たちに品があるなんて、思ってないだろう。
逆に、動物に劣等感はあるのだろうか?
・・・ない、だろうな(笑)
動物たちは、怪我や突然変異が原因で、体の一部が他と違う形であっても、自分を否定しているようには見えない。
仲間外れや、繁殖対象からも外され、人間界以上に生命に関わる過酷さを味わっても、自分のあるがままを受け入れて生きているように見える。
引け目やコンプレックスを感じてる動物の姿って、見たことも聞いたこともない。
人間だけの独特な感覚の気がする。
と、サギを見てこんなことをつらつら考えていた。
つい最近、長年抱えていた自分の顔へのコンプレックスを一つ解消したせいだろうか。
私は子供の頃から、自分の顔の形が好きじゃなかった。
長方形を少し潰したような骨格、正直・・・瓦っぽいと思っていた(笑)
なので、どの角度から見てもエラが目立ち、髪を結い上げることにすごく抵抗があった。
そのうえ男顔なので、うなじを出しても全く女らしく見えなかったのだ。
それに子供の頃、異性から容姿について色々ふざけてけなされた経験があったので、大人になってからもそのコンプレックスがなかなか抜けずにいた。
髪の結い方はずいぶん研究したのだ。
昔からパリジェンヌのシニョンに憧れ、バレッタやかんざしの使い方をたくさん練習した。
しかし、私の真っ黒な髪は典型的日本人の髪質で、針金のようにハリがある。
健康的ではあるけれど、クシュッとしたゆるふわなまとめ髪には全く向かないことがわかった。
四角い顔、扱いにくい髪質。
似合う見せ方は無いのだと悟り、ある日まとめ髪を断念した。
それからは、ほぼショートボブばかり。
ロングヘアまとめ髪への憧れは長年封印し続けた。
たまに着物を着る時、本当は着物こそ髪を結い上げて着たいのを我慢し、ボブヘアでやり過ごした。
それが今年に入って突然、とあるYouTube動画をきっかけに、いとも簡単にまとめ髪への抵抗感が解消されてしまったのだ。
以下が、その恩人の「ミルチャンネルmille channel」さんの動画。
関東にあるヘアサロンのスタイリストさん達が配信している。
人気のあるユーチューバーさんなのでご存知の方もいるかも知れない。
もし私と同じ悩みを持つ女性がいらっしゃれば、参考になるのではなかろうか。
→ゆるふわまとめ髪にする時の、髪の引き出し方を分かりやすく教えてくれている。
→私が超苦手だったアメピン使いのコツを丁寧に教えてくれている。
動画の通りに練習してみると、不器用な私でも意外なくらい簡単にマスターできた。
私のような扱いづらい髪質、いかつい骨格の人間でも、ほんのちょっとのコツと工夫で、十分似合うまとめ髪が出来た。
途端に、毎日髪を結いあげる日々が始まり、おしゃれへの新しい扉が開かれた。
子供時代から抱えていた長年のコンプレックスは一体何処へやら・・・(笑)
私の顔も髪も、何も変わっていないのに。
今思えば、ただの主観的な思い込み、コンプレックスは自分で自分を洗脳しているようなものだった。
もしかしたら、あるがままの自分をやっと受け入れられる人間になれた、ということかもしれない。
だからこういう動画とのご縁にも恵まれたのかなと。
ブログの更新頻度がまた落ちてますが(笑)焦らず続けたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。