とあるカフェでのショートストーリー「可愛いアンバランス」
いつのことだったか、とあるカフェでの光景。
若いお母さんと2歳くらいの子供が一緒に座っていた。
お母さんはスマホに夢中になっていた。
子供はというと、ひとりでサンドイッチを一生懸命食べていた。
まだ幼いのに、両手できちんと持って上手に食べている。
その子の体がまだ小さいので、普通サイズのはずのサンドイッチがやけにデカく見えた。
そのアンバランスさの可笑しくも可愛いこと!
それを見て、ふと思い出したエピソードがある。
自分が短大生だった頃の話。
短大の食堂で、いつも食後に必ずアイスキャンデーを食べている先生がいた。
アメリカ人男性の先生で、頭も体も非常に大きい人だった。
当然、持っているアイスキャンデーは・・・・めっさ小っちゃ!
あんな小っちゃいサイズ(いや普通サイズだよ)のアイスじゃ、あの先生には全然物足りないんじゃない(笑)と、よく友人とネタにして話していた。
しかしあの光景で可愛く見えたのは意外にも、アイスより先生の方だったな・・・(笑)
ちと弱いネタですが、最後まで読んで頂きありがとうございます。