散歩中に考えるあれこれ雑記
台風で冠水した地域の方々を心配しつつも、
被害のなかった自分の住む地域は普通の日常に戻っていく。
今回の台風は来る前から怖かった。
近くの神社にお参りに行ったくらい。
一部地域に残った爪痕はやはり大きかったようだ。
遠くから心配することや、地域貢献できるようなお買い物や募金くらいしかできず、申し訳ない気持ちでいっぱい。
せめて、忘れないように過ごしていきたい。
今日は午後から散歩に出かけた。
いつもの様に音楽を聴きながら歩こうとiPhoneを出すと、遠くから祭囃子の音が聞こえてきた。
そうか、台風で忘れていたけれど、今は3連休だった。
今日は地元のだんじり祭りの日だ。
じゃ、今日はだんじりのお囃子を聴きながら散歩しよう。
お囃子の音は心地いい。ちっとも雑音と感じない。
歩きながら、もうすぐ来る母の誕生日について考えた。
毎年、贈るのは花と決まっている。
無難で簡単なプレゼントだが、あの人には花が一番心に響くことを知っている。
そのくらい花が好きで、花にも好かれている人である。
それ以外のプレゼントをあげても、内心あまり喜んでいないのが分かる(笑)
今年は母にインパクト大な真っ赤なバラの花束でも贈ろうかと思う。
いつもより束を増やし、部屋中にしばらく香り続けてくれるようなもの。
父も花の中ではバラが一番好きだと言っていたし。
同じ空間で、同じ香りを、互いに共有できるのは、
しばらくの間でも良いのではないだろうか。
先月の実家帰省で感じた淋しさ。
あの人たちには、互いの不幸を互いのせいにして欲しくない。
それにしても私って、いつも遠くからしか人の心配をしてないな、と気付く。
人と本当の意味で面と向かうのが、まだ怖いのだろう。
こういうものをひとつひとつ解放していく。
まだまだ進化できる自分がいる。
そうこう考えるうちに、目的地に到着。
散歩すると頭の中もいい運動になる。
混沌とした思考回路がすっきり整頓されたり、これまで思いもつかなかった良い考えが浮かんだりするので不思議。
最後に、子供の頃に兄貴からもらったプレゼントがあったのを思い出し、パシャリしてみた。
白樺のしおりと、うさぎのぬいぐるみ。
しおりは、まだ木の香りがほのかに残っている。
ぬいぐるみはめっちゃ黄ばんでるけど、
可愛いので捨てれず取っておいた。
今どきこんなユニークな姿のぬいぐるみはないだろう(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございます。